LYRICS
街は死んでゆく/Ruby Seaside
水面が踊り風を仰いだ
知らない街に出かけた今日
娯楽に溺れ涙も見えないまま
そっと前髪下ろして
見にくい街を塞いでいた
数えるように息を吸う
いつから数え方をわすれたんだろう
流れるように人が歩いて
流れるように時が過ぎて
流れるように髪がなびいて
感情さえも見失って
それすら気付けないまま
愛し方さえ忘れた僕は
暖かい上昇気流で浮足立たったままのいま
街は死賑わって 誰にも気付かれず獣は泣いて
街は死賑わって 誰にも気付かれず獣は泣いた
今日も街は死に際で 君の面影を見た
街は死賑わって 誰にも気付かれず獣は泣いて
街は死賑わって 誰にも気付かれず
誰にも気付かれず街は死んでいく
誰にも気付かれず僕も死んでいく
誰にも気付かれず君も死んでいく
誰にも気付かれず獣は泣いた
世界の涙/Ruby Seaside
五月雨眠る獅子起きずに
ただ見上げた黒煙と窓
秩序だった現状
変わらないことに嫌気がさしてる
愛になって崩壊 束になって放題
娑婆にだって問題 作るために全壊
愛にだって問題 束になって限界
娑婆にだって後悔 作るために全壊
変わらないことが死を示してる
いつ何時たっても変わらない
世界に 嫌気がさしてる
五月雨眠る獅子起きずの
世界に嫌気がさしてる
五月雨眠る獅子起きずに
ただ見上げた暗い雨空
気づかないフリ繰り返した
そんな日々が続いてく
雨が降っても 誰も気づかない
狂い始めた 世界の涙を
傘を差さずに 1人笑う
君と交わした約束
いつ何時たっても変わらない
世界に 嫌気がさしてる
五月雨の下泣き続けた
自分に 嫌気がさしてる
善を終える/Ruby Seaside
明るい夜空が青を照らす
寂しそうに 時止まる深夜国道
気持ちとは裏腹の色を跳ねる
横断歩道で目を塞いだ赤信号
そう高くはない丘に登り
明日光さす日差しを願わなくば
隣で一緒に泣いてくれた
君を思い出す夜更け頭を抱えてた
色彩を失った僕の目が今また
鮮やかに染まる月のように
多分もうさよなら善が終わる
瞼の裏笑ってた君と青空 溢れる
色彩を失った空がまた青く染まって
また雲が隠すように
最後に恋をした君は笑ってて
ほしいと願い僕は善を終える
色彩を失った僕の心染まる
君の幸せを願っている
どうかもう忘れて歩みを止めないで
星に涙浮かぶ君と青空
笑ってて
さよなら
また会おう
ありがとう